金枝篇(第3巻) 呪術と宗教の研究 タブーと霊魂の危機 [ ジェームズ・ジョージ・フレーザー ]買ってみました。
呪術と宗教の研究 タブーと霊魂の危機 ジェームズ・ジョージ・フレーザー 神成利男 国書刊行会キンシヘン フレーザー,ジェームズ・ジョージ カンナリ,トシオ 発行年月:2005年11月 ページ数:431, サイズ:全集・双書 ISBN:9784336044945 フレイザー,J.G.(Frazer,James George) 1854年スコットランド、グラスゴーの裕福な家庭に生まれる。グラスゴー大学卒業後、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに進み、民俗学・神話学を修める。1879年同カレッジのフェロー、1907年にはリヴァプール大学の教授となり、イギリス最初の社会人類学の講座を担当。また、パウサニアスなどギリシア・ローマの古典の翻訳・考証研究にも力を注ぐ。1890年に本書初版、1900年に同第2版、1911年に同第3版を刊行。古代ローマの金枝の伝説に端を発した研究は、呪術の原理、王の起源、タブー、農耕儀礼、スケープ・ゴート等をめぐる世界各地の習俗・伝説へと広がっていき、人類学のみならず、T・S・エリオットやコンラッドをはじめとする文学や、映画・美術・社会学など様々なジャンルに影響を与えている。1941年没 神成利男(カンナリトシオ) 1917年秋田県に生まれる。朝鮮総督府鉄道局や大蔵省財務局に勤務。1970年退職と同時にアイヌの里二風谷に移住。1991年に死去 石塚正英(イシズカマサヒデ) 1949年新潟県生まれ。1981年立正大学大学院博士後期課程満期退学。立正大学文学部講師、東京電機大学理工学部講師を経て、東京電機大学大学院理工学研究科教授(文化史学・歴史知学専攻)。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 王の負担/第2章 霊魂の危機/第3章 タブーとされる行為/第4章 タブーとされる人々/第5章 タブーとされる事物/第6章 タブーとされる言葉/第7章 我々が野生人から受けた恩義/註 人や物の上をまたぐべからず なぜ、人の名前を呼んではならないのか。なぜ、食事を残してはいけないのか。なぜ、出産の時に結び目をほどかなければならないのか…。人類が自身に課した掟、“タブー”。豊富な事例から、その深奥を極める。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣 人文・思想・社会 民俗 民族学