井筒俊彦とイスラーム 回想と書評 [ 坂本勉 ]買ってみました。
回想と書評 坂本勉 松原秀一 慶應義塾大学出版会イズツ トシヒコ ト イスラーム サカモト,ツトム マツバラ,ヒデイチ 発行年月:2012年10月 ページ数:446, サイズ:単行本 ISBN:9784766419696 坂本勉(サカモトツトム) 慶應義塾大学名誉教授。1945年生まれ。1975年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学 松原秀一(マツバラヒデイチ) 慶應義塾大学名誉教授、フランス国立ポワティエ大学名誉博士、レジオンドヌール勲章(シュヴァリエ)受勲。1930年生まれ。1954年、慶應義塾大学大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 回想の井筒俊彦(多元的文化への偏見のない関心ー井筒俊彦を引き継ぐために/鎌倉、軽井沢、テヘラン/共生の思想を模索する/井筒俊彦の知を求める旅ーモントリオール、エラノス会議、そしてテヘラン/井筒俊彦の本質直感)/第2部 私の一冊(『アラビア語入門』ー「井筒言語学」の曙光/『イスラーム生誕』ームハンマド伝をめぐって/『コーラン』と『コーランを読む』ーコトバの深奥へ/『意味の構造』ー意味論的分析によるクルアーン読解/『イスラーム文化』ー雄弁な啓蒙と呑みこまれた言葉/『イスラーム思想史』ー砂漠の思想か共生の思想か/『イスラーム哲学哲学の現像』ー神秘主義と哲学の融合、そして「東洋」をめぐって/『存在認識の道』ー井筒東洋哲学を支えるもの/『ルーミー語録』ーその意義をめぐって) 井筒俊彦に教えを受け、彼と共働した教え子・同僚による貴重な回想と、一線で活躍する研究者による主要著作の書評とでたどる、戦後イスラーム研究史における井筒俊彦の軌跡。 本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国)