密告者ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女 [ ピーター・ワイデン ]買ってみました。
ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女 ピーター・ワイデン 小松はるの 原書房ミッコクシャ ステラ ワイデン,ピーター コマツ,ハルノ 発行年月:2010年03月 ページ数:493p サイズ:単行本 ISBN:9784562045495 ワイデン,ピーター(Wyden,Peter) 1923年にドイツ・ベルリンで生まれる。本名はPeter Weidenreichだが、1937年に家族でアメリカ・ニューヨークへ移住して改姓する。ニューヨーク市立大学で学び、ジャーナリストとして活躍。1998年に74歳で他界するまでに多くの記事・著作を記した 小松はるの(コマツハルノ) 慶応義塾大学大学院修士課程修了。ケルン大学、ハンブルク大学、フランクフルト国立図書館(亡命資料保管庫)等で研修。東海大学名誉教授。専攻はドイツ語・ドイツ文学、ナチズム 米澤美雪(ヨネザワミユキ) アメリカ合衆国カリフォルニア州立サンディエゴ校(SDSU)アメリカ研究修士課程修了。カリフォルニア、サンタバーバラ校(UCSB)で1年間(1999年〜2000年)研究研修。東海大学教授。研究対象はアメリカ移民史、民族、人種、および英語の多読、多聴研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 ヒトラーの時代に成長する(思い出/ステラ/ベルリンでの少年時代/難民の学校/ユダヤ人の出国/一九三八年ー終焉への幕あけ/第三の火)/第2章 生死の境ー脱出か逮捕か(一九三九年ー逃避行/自由への最後の通過地/崖っぷち/「みんな親衛隊に囲まれた!」/「シャワー室へ」/Uボートのような潜伏生活)/第3章 ゲシュタポとの生活(決意ー悪魔との契約/最初の血/監視人と密告者/密告者とその恋人/ヘルタとの三角関係/ハイノとの三角関係/最後の日々)/第4章 戦争の余波(再びステラ/訴訟/ステラの娘/アイヒマンのために働く/「親愛なるステラへ…」/審判/母という影)/第5章 乗り越えて(一九八八年ー終わりの年/「ほらね、ヒトラーの負けじゃない!」/消せない記憶) 理想的なアーリア人のルックスーブロンドヘアと青い瞳をもつユダヤ人、それがステラ。少女のときから美貌を誇り、溺愛されながら育った。ベルリンで長く暮らす一家はナチの騒動を楽観視していたが、ユダヤ人一掃は現実になる。両親の収容所送りを免れるため、ゲシュタポからの許可書と銃を持ち、ベルリン在住のユダヤ人を容赦なく摘発していく彼女は、同胞を裏切る悪魔なのか、歴史に翻弄されただけなのか。ブロンドの誘惑するローレライと呼ばれた美女の、衝撃の実話。 本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国)