新・日本文壇史(第1巻) 漱石の死 [ 川西政明 ]買ってみました。
漱石の死 川西政明 岩波書店シン ニホン ブンダンシ カワニシ,マサアキ 発行年月:2010年01月 ページ数:261p サイズ:全集・双書 ISBN:9784000283618 川西政明(カワニシマサアキ) 1941年大阪府生まれ。中央大学卒業。文芸評論家。38年間筆一本の評論活動を続けてきた。著書に、『わが幻の国』(講談社、平林たい子文学賞)、『武田泰淳伝』(講談社、伊藤整文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 漱石の死/第2章 恋敵、久米正雄と松岡譲/第3章 芥川龍之介の恋/第4章 直哉、春夫、潤一郎/第5章 白秋と姦通罪/第6章 細君譲渡事件/第7章 文壇から消えた相馬泰三 大正五年十二月、文豪・夏目漱石は家族と芥川龍之介、菊池寛、久米正雄、松岡譲らの弟子に見送られて、四十八歳の生涯を終えた。漱石の死は大正文学の始まりでもあった。漱石の長女・筆子を争った久米と松岡、そして戦後の知られざる和解、芥川と女性達の恋の諸相、姦通罪で監獄に収容された北原白秋、「世紀のスキャンダル」といわれた谷崎潤一郎と佐藤春夫の細君譲渡事件など、大正文壇で繰りひろげられた事件を新たに発掘した資料を交えて克明に描きだし、作家達の素顔に迫る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)