憂鬱な国/憂鬱な暴力 精神分析的日本イデオロギ-論 [ 小林敏明 ]買ってみました。
精神分析的日本イデオロギー論 小林敏明 以文社ユウウツナ クニ ユウウツナ ボウリョク コバヤシ,トシアキ 発行年月:2008年07月 ページ数:238p サイズ:単行本 ISBN:9784753102648 小林敏明(コバヤシトシアキ) 1948年生まれ。ベルリン自由大学学位取得、ライプツィヒ大学教授資格取得を経て、ライプツィヒ大学東アジア研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 戦争と罪責意識について/第1部 メランコリーと暴力(戦争とメランコリーーアインシュタイン・フロイト往復書簡に寄せて/負い目あるいは権力意識の発生ーニーチェからフーコーへ)/第2部 戦後天皇制をめぐって(無のレトックー日本的イデオロギーの一原型・和辻哲郎/憂鬱な国ー三島由紀夫「文化防衛論」を再読する)/第3部 アジアの近代(ナショナリズムにおける感情の問題ー孫歌『アジアを語ることのジレンマ』との対話の試み/「近代の超克」とは何かー日本近代思想史への一視角) 戦争体験の風化に反比例するかのように、いま・なぜ“戦争と罪責”の問題が浮上してくるのか?精神病理学を専門とする著者が、“近代性と感情”という視座から日本思想史の読み直しを試みる。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 その他