池澤夏樹=個人編集 世界文学全集(1-03) 存在の耐えられない軽さ [ ミラン・クンデラ ]買ってみました。
存在の耐えられない軽さ ミラン・クンデラ 西永良成 河出書房新社イケザワナツキコジンヘンシュウセカイブンガクゼンシュウ イケザワ,ナツキ 発行年月:2008年02月 予約締切日:2008年02月22日 ページ数:386, サイズ:全集・双書 ISBN:9784309709437 クンデラ,ミラン(Kundera,Milan) 1929年、チェコスロヴァキア生まれ。プラハ音楽芸術大学卒業後、同大学で文学を教える。67年、小説『冗談』で国内外で注目されるが、68年の“プラハの春”の挫折後、教職を追われ、全作品が国内発禁になる。75年、フランスに亡命、81年、同国の国籍を得る。84年発表の『存在の耐えられない軽さ』によって世界に衝撃をあたえる。現在もパリに住み、フランス語で執筆活動をつづけている 西永良成(ニシナガヨシナリ) 1944年富山県生まれ。東京大学フランス文学科卒業。現在、東京外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 優秀な外科医トマーシュは女性にもてもて。しかし最初の妻と別れて以来、女性に対して恐怖と欲望という相反する感情を抱いている。彼は二つの感情と折り合いをつけ、複数の愛人とうまく付き合うための方法を編み出し、愛人たちとの関係をエロス的友情と呼んで楽しんでいた。そんな彼のもとにある日、たまたま田舎町で知り合った娘テレザが訪ねてくる。『アンナ・カレーニナ』の分厚い本を手にして。その時から彼は、人生の大きな選択を迫られることとなるー「プラハの春」賛同者への残忍な粛正、追放、迫害、「正常化」という名の大弾圧の時代を背景にした4人の男女の愛と受難の物語は、フランス亡命中に発表されるや全世界に大きな衝撃を与えた。今回の翻訳は、クンデラ自身が徹底的に手を入れ改訳を加えて、真正テクストと認めるフランス語版からの新訳決定版である。 本 小説・エッセイ 外国の小説 人文・思想・社会 文学 文学全集