脱デフレの歴史分析 「政策レジーム」転換でたどる近代日本 [ 安達誠司 ]買ってみました。
「政策レジーム」転換でたどる近代日本 安達誠司 藤原書店ダツ デフレ ノ レキシ ブンセキ アダチ,セイジ 発行年月：2006年05月 ページ数：317p サイズ：単行本 ISBN：9784894345164 安達誠司（アダチセイジ） 1965年生まれ。ドイツ証券会社経済調査部シニアエコノミスト。東京大学経済学部卒業。大和総研経済調査部、クレディスイスファーストボストン証券経済調査部などを経て現職にいたる。専門はマクロ経済、金融、デフレ史、日本経済論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部 「レジーム間競争」とは何か？（基本コンセプトとしての「政策レジーム」の重要性）／第2部 近代日本のレジーム間競争（政策レジーム模索の過程ー明治維新から松方財政まで／「金解禁」を巡る政策レジーム間競争の過程／「小日本主義レジーム」によるデフレ脱出過程とその「擬似性」／「大東亜共栄圏レジーム」の台頭）／第3部 レジーム間競争の「場」としての通貨問題（後期松方財政はなぜ、政策レジームの転換に成功したのか／レジーム間競争の「場」としての「金解禁論争」／「“擬似”小日本主義レジーム」への転換と昭和恐慌からの脱出／「大東亜共栄圏レジーム」への転換過程における通貨システム選択の失敗）／第4部 「レジーム間競争」の歴史の教訓から何を学ぶか？ー現代日本へのインプリケーション（「円の足枷」と平成大停滞） 明治維新から第二次世界大戦まで、経済・外交における失政の連続により戦争への道に追い込まれ、国家の崩壊を招いた日本の軌跡を綿密に分析、「平成大停滞」以後に向けた日本の針路を鮮やかに呈示する野心作！第1回「河上肇賞」受賞作品。 本 ビジネス・経済・就職 経済・財政 日本経済